www_053_naoto fukasawa

two_crafts2007-02-07

  
  
 
いま発売が楽しみな本のひとつが「NAOTO FUKASAWA」。http://www.amazon.com/Naoto-Fukasawa/dp/0714845868
  
深澤さんといえば「意識の中心」。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%BE%A4%E7%9B%B4%E4%BA%BA
  
デザイナーがどんなに美しく機能的でリーズナブルなものを作っても、誰もがそれを「いい」と思ったり「欲しい」と思ったりするとは限らない。一方で不特定多数の人があるものを「いい」と思うのは、それが人の「意識の中心」にフィットするから。「意識の中心」にフィットするものは、長い時間の中で淘汰されることで自然に生まれた何の変哲もないもの、ということが多い。それはしばしば普通とかアノニマスとか呼ばれる。

しかしデザイナーが努力したところでそんな「意識の中心」を探り出すことはとても難しい。ではどうすればいいのか、ということに最も自覚的なデザイナーが深澤さんだと思うのですが、どうでしょうか。この本にはゴームリーやジャスパー・モリソンもテキストを寄せているようです。tt