奥野ビル(銀座アパートメント)

two_crafts2009-05-01

この度、無事にお店をプレオープンさせる事ができました。まだまだ途中段階だと思いますが少しずつカタチになればいいなぁと考えています。今回お店を出店するにあたって一番聞かれた事が「何ゆえ銀座なの?」。確かに。まぁ色々と理由を書くと長くなるので割愛。でも理由の一つにこの建築だったからというのもあるんです。奥野ビル(旧名:銀座アパートメント)竣工1932年(昭和7年)、設計の川元良一は同潤会アパートを手がけたとされる建築家。スクラッチタイルと呼ばれる外装や蛇腹式手動エレベーター、当時は地下に大浴槽とボイラー室があり、そこから各部屋にスチーム暖房が施されていた事(かなりハイテクかと)や階段手すり部分にみられる内装は当時の高級アパート(今で言うマンション)を思わせる佇まい。今では居住者はいませんが数多くのギャラリーや骨董店などがテナントとして居住。中央区文化財にも指定されています。


とまぁ、建物を見に来られるだけでも楽しいと思いますのでお近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。