www_050_timo sarpaneva_bird bottle

two_crafts2006-10-30

今月の6日にお亡くなりになられたそうです。
とても思い入れのあるデザイナーだけに非常に残念な想い。正直なところtimoのデザインに出会わなければcraftは無かったと言っても過言では無いくらい。
70年代以降のデザインは何とも言えないけど、50年代のデザインはホントに素晴らしいプロダクトばかりだと思う。timoの才能は勿論だけど、きっとtapioの存在が大きかったような気がする。「こんな髭のオッサンには負けられねぇ」とは言ってはいないと思うけど相当お互いに意識していたのに違いない。tapioはtapioで「このすかしたヤローには…」みたいな?
全く無責任でかつ勝手な妄想だけどこういった関係ってあったんだろうなぁと思うとチラホラ頭に浮かぶ。「lindbergとfriberg」「mariとmunari」まぁ言わば同じ屋根の下(メーカー)でデザインしているわけで無理も無いのかなぁと思ってみたり。まぁスラムダンク的には「花道と流川」か。でもこういった関係がメーカー(学校)を良く(強く)していたのは間違いないのですが。。


さて、僕が初めてtimoのプロダクト(bird bottle)を購入したのはだいぶ前に(craft以前)アメリカに買い付けに行った時。もうそれは大興奮していたのをいまだに覚えています。当時はまだ北欧に行く数年前だったのでまさかアメリカで出会うなんて、と思っていたんですが。。それから数年が経ち北欧へ買い付けへ。そこで目にしたのは僕が持っているボトルよりずっとシェイプが美しく、色も素敵なbird bottleが。。そう、何をかくそう僕がアメリカで購入したボトルはコピー品(鳥の中でもトド的なシェイプ)。

今現在その偽ボトルは数奇な運命を辿り非常に近い人間が所有。(ここの話はあまりにも壮絶なため割愛させていただきます)